自分を諦めたくない人へ
こんにちは。佐藤友子です。今日は日曜なので、気軽に読めて心にちょっと火がつく、そんな内容を。
本当に自分にできるか不安…
昨日ご相談に乗っていて、やりたいことはあるけれど、本当に自分にできるかどうか不安。そんな相談を受けました。
新しい事業の柱を立てようと考えている。だけど自分にやりきれるか、できるかどうか…。
すごくわかるなぁと思って、思わず起業した時のことと思い出してしまい、相談を終えた後しんみりしてしまいました(笑)。
私が起業した一番根本的なきっかけはなんだろう?と振り返りました。
- やりたいことがあるけど、やろうか悩んでいる
- 自分にできるか不安
- どうすべきか判断がつかない
そんな方の参考になれば嬉しいです。
何もかも中途半端な私
私が本格的に起業を志したのは13~4年くらい前でした。看護師としてのキャリアを積み始めてきた時です。
大きな不満があるわけじゃない。だけどこれまでの私、とくに20代はひどいもんで、とにかく自分に自信がありませんでした。何をしててもどことなく不安な感じ。
理由は1つで、自分は何もかも中途半端!という自覚があったからです。なんとなく要領がよいというか、合格点をとるコツはわかるものの、「一生懸命頑張った!やりきった!」という経験がそれまでなかったからです。わかる人にはわかる感覚ではないでしょうか。
一言でいうと「怒られない、叱られない、非難されない」ように生きている。友達の彼氏にすら「ともちゃんは誰にでも人当たりが良くて、どんな人か見えないよ。それじゃ誰にも好かれないよ。」と言われる始末(笑)。
ショックだったけど、こんなふうにストレートに言ってくれる友達がいたのはありがたかったですね。言い過ぎじゃないの!と思ったこともあるけど(笑)。
中途半端なまま、私の人生は終わってしまうのかな…。とふと嫌な未来がよぎりました。こういう中途半端な自分を変えたい!それが根本的なきっかけだったように思います。
パラレルワールドを見る
まぁあとは、母が亡くなったことや父が借金したこと、看護師として重症な患者さんと関わった中での忘れられないエピソードなどなど色々あって起業に至りました。
ですが一番根本は「中途半端な自分を変えたい!」だったんだなと思い出して、思わず涙が出そうになりました。
- やりたいことがあるけど、やろうか悩んでいる
- 自分にできるか不安
- どうすべきか判断がつかない
こんな時は、パラレルワールドを想像してみてください。
今のまま10年、20年と経った未来、もっと先の死ぬ時に何を思うか?
VS
今やりたいことにチャレンジして10年、20年と経った未来、もっと先の死ぬ時に何を思うか?
そこから判断すれば、結果はどうあれ後悔はしないはずです。悩む気持ちは分かります。私も起業するとき、もっと前のお金をたくさんかけてマーケティングを学ぶときは手に汗をかいて動悸がするほど悩みました。
アインシュタインがこんなことを言っています。
「問題は、それが起こった時と同じ意識レベルでは解けない」
(アルベルト・アインシュタインの言葉)The problems that exist in the world today cannot be solved by the level of thinking that created them.
(Albert Einstein)
そう、ドキドキするのも当たり前だったんですよね。なぜなら、意識、考え方を変えなくては結果が変わらないからです。考え方を変えようとしているから悩んだり抵抗したりしていたのです。
それで今に至るわけですが、結果を変えたい場合は、考え方を変えてみてください。10年前に私は勇気を出してそうしてみたら、結果が変わりました。今と同じ考え方では、今の延長線上の未来が待っているだけ。そう思うと居ても立ってもいられなくて、えいや!と動けました。
この記事が、何か動きたいけど動けない方の、動き出すきっかけになれば嬉しく思います。私は昔のことを思い出して、私もがんばったもんだねぇ、と思わず涙が出そうになりました(笑)。
自分で自分のことを心から好きになれた。それが一番の収穫だったのかもしれません。