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2024.03.02

【Q&A】高額塾で成果が出ません!本当に必要なんですか?【後編】

こんにちは。佐藤友子です。【Q&A】高額塾で成果が出ません!本当に必要なんですか?【前編】の後編です。

 

タイプ3:高額塾(商品)でうまくいく

このタイプはあまり補足することがありませんが、要はタイプ2と逆のことをすれば良いのです。ちなみに私は高額塾(商品)は自分で購入するのはけっこう好きなタイプです。

 

理由は、作る側の視点に立つとわかるのですが、高額だけあって手厚かったり、内容が充実しています。そして案外見落とされがちですが、ひとつ大きな価値があります。

 

それは本気度が高い人と出会えるということです。高い金額を出してでもなんとか頑張りたい!という方々なので、この環境に影響を受けます。まっすぐ自分の目標に向かって頑張る人たちの中にいると、自然と影響されるんですよ。そして行動できるようになるので成果も出やすい。私は高額塾で一生つきあえるような友人と何人も出会えました。

 

また、その中からお客さんになってくれる人、お客さんを紹介してくれる人、いま一緒に仕事してくれている人もいます。本当にありがたいです。人脈をつくろう!とかよく言われますけど、巷の交流会ではどうしてもはじめから損得で関係をつくっていきがちですが、講座だと横のつながりから始まるので信頼関係を築きやすいのだと個人的には思っています。

 

講座で人脈をつくるコツというのが実はあるので、また別の機会に。ちなみに狙ってはやってないです(笑)。

 

タイプ4:中単価商品でうまくいくorうまくいかない

ここからはまとめます。中単価商品というのは、数万円〜10万円くらいまでの商品のことです。購入のハードルは高くないですが、数万円する商品なので商品の中身自体は良いものだったりします。

 

たとえば〇〇マニュアルなどの自力でカリキュラムを進めていく、東進ハイスクールスタイルですね。難しい点は管理が自分に任されるので、ペースをつくるのが難しかったり、フィードバックがないので間違ったら間違いっぱなしです。

 

たとえば、恋愛マニュアルを購入したとします。「女性には親切にしよう!親切な男性はモテる」とマニュアルにあったとしたら、好みにも合わないプレゼントを渡したり、「LINEの返信は3時間空ける」とあればどんなLINEでも律儀に3時間開けてしまうなどです。

 

好みでないプレゼントをもらったら嫌な女性もいるでしょうし(そもそもプレゼント=親切なのか?)、LINEが3時間既読スルーされると脈なしなのかな…と人によってはすれ違ってしまうこともあるでしょう。マニュアル系はこの辺りが難しいですよね。

 

中単価商品でうまくいく人は学び方が上手い(習得がうまい)か、もともとある程度のセンスがある人という印象です。あとは、自分に合ったレベルの商品を購入することもひとつポイントです。問題集も自分に合った難易度だったら解けるでしょ?

 

 

タイプ5:低単価商品でうまくいくorいかない

タイプ4とほどんと同じですが、低単価商品だとそもそも購入してもやらない(開きすらしない)人もいます。「とりあえずお得だから買っとくか!」と購入して存在すら忘却の彼方…。という場合もあります。

 

低単価商品とは、数千円くらいの商品で、体験的な商品や書籍などですね。講座であれば1〜2時間くらいのワークショップなどもあります。講座系だと提供側のコスト管理の面から、個別対応するというよりはテンプレ対応し、質疑応答を受け付けるスタイルですね。

 

こちらもうまくいく場合はタイプ4と同じです。いっぽうで、「お金がないからまずは手が届く商品を」と思い、必要だからではなく、買えるから買う人が失敗しがちです。この場合は、その商品を購入して具体的に出た結果を見てみてください。

 

たとえば売上をあげる商品だったら、売上が上がったのか?恋愛なら恋愛の状況がよくなったのか?ダイエットなら痩せれたのか?リバウンドしなさそうか?などなど。「ためになった」「学べた」は結果じゃないですよ、プロセスです。

 

私たち人間にありがちなのが、成果ではなく作業を評価してしまう悲しい性質です。今日はSNSの投稿1ヶ月分作ったぞー!めちゃ頑張った!のはそりゃそうなのですが、結局売上や集客につながらなければ無駄とは言いませんが、意味のない時間になってしまいますよね?

 

でも頑張った!という気分だけが残る。これが危険なんですよ。低額商品を買えるから買うという人は、「自分ができるところはせめて頑張る」を目標にしていて、いつしか本当の目標を見失ってしまっています。そして何かに取り組んでいる時間は成果が出ていないこと、前進していないことを忘れられるので、言い方は悪いですがずーっと貧乏なままです。頑張っているのは本当だと思いますが。

 

タイプ6:無料でうまくいかない人

最後はタイプ1の逆ですね。無料の情報にこだわりすぎてうまくいかない人もいます。今はYouTubeなどでかなり有益な、中単価商品でとりあつかうような内容を無料で公開している人も増えました。ぶっちゃけ無料でも成果出るんじゃない?と思いますし、無料でも成果を出す人は増えるでしょう。

 

ただ、やはりフィードバックがないですから、無料の情報でうまくいったから、今度はこの人に直接アドバイスをもらいたい!となると、高額商品を購入する流れをたどる人はいます。

 

無料の怖いところは、時間を浪費することです。消費ではなくて浪費ですよ!

 

2時間無料のYouTubeで学習したとして、ためになったし勉強にはなると思います。ただ、実際に何か行動できたか?成果につながったか?自分に合った学習内容だったか?というとどうでしょうか?無料にこだわるほとんどの方がそうではないですよね。

 

結論:投資対効果なのは分かったがどうしたら??

結局、投資対効果(かけた金額に対して、期待するリターンが得られたか)で換算して学びや投資を決めれば失敗しません。この指標を専門用語でKPI(Key Performance Indicat0r:重要達成度指標)といい、どの指標をみたら達成度が測れるのか?という意味です。

 

このKPIを設定すれば良いわけです。難しいことではなく、「自分はどんな結果が欲しいのかな?」を最初に設定してから投資先を決めてください。そんだけです。

 

あとは、前編のタイプ2の5つのパターンのどこに当てはまってうまくいってないのか?をチェックしてみてください。そして何か商品を買うなら、この自分のパターンに合ったものにしてください。

 

たとえば、必要ない商品を買っているなら必要なものを買う。完璧にできないとやめてしまうなら、逐一フィードバックやアドバイスがもらえるサポートがついているものにする。

 

金額がどうというよりも、得たい結果に対して、自分がどんなタイプでどんなサポートがあるとうまくいくのか?のほうが大事なんですよ。それさえ外さなければ低単価だろうが高単価だろうがどうでもいいです。

 

私は高額商品を否定するつもりも、低額商品をバカにするつもりもないですし、商品それぞれに素晴らしさがあります。

 

長くなりましたが何かの参考になれば。商品提供している方も、

  1. 顧客に求める商品に対しての基礎レベル(たとえば恋愛ならどういう現状かなど)
  2. 学びの特性
  3. 提供できる成果
  4. 投資対効果

この辺りをきっちり設計してください。そうすれば高額だろうが低額だろうが売れるものは売れますし、売れないものは売れません。

 

そのほかにマーケティングもする必要があるのでその限りではないですが、基礎として知っておくと損はないですよ!

 

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