商品=諦めたくない部分
こんにちは。佐藤友子です。この仕事をしていると、人は何のためにお金を使うのだろうなあ…という哲学を考えざるを得ません。
差分を埋めるためにお金を使うんだよ
ひとつの結論として、現状となりたい状態の差を埋めるためにお金を使うというのはあります。たとえばかっこいい体型になりたいからパーソナルジムに通う、オシャレになりたいからカラー診断を受ける、良い組織をつくりたいから人事コンサルを受けるなど。
今はまだ理想の状態になってないから…というのが前提となります。そう考えると私たち事業主はその差分が埋まる商品をつくり、訴求すべきですよね。しかしこの理想というのが奥深くて、単純にベネフィットやメリットを推せば売れるというものでもなく、見込み顧客の表面的なニーズのもっと奥深くの気持ちを理解していないと売れない。
単にかっこいい体型になれる!とか体脂肪率が◯%落ちる!最短で痩せる!とかではダメだし、事業主の哲学を押し付けるだけでもダメ。
私は商品をつくるときには「お客さんが開けるべき扉」という位置付けでつくっています。
商品=可能性の扉
タイトルでは商品=諦めたくない部分と表現しましたが、言い方を変えると可能性です。まだ実現化していないけれど、人生の中で諦めたくないこと、欲を言えばこんなふうになると良いのにな?と思っていること。そんなことはありませんか?
私は全ての人に自分を諦めてほしくない!と思っていますし、全ての人がなりたい自分になることは可能だと信じています。「長いトンネルを抜けるとそこは雪国だった」じゃないですが、変わる前と後の世界は確実に違うんですよ。分断されていると言っても良い。
ですから、その分断されている世界の扉を開けるものが商品だという位置付けでつくっています。扉を開けてほしいんですよ。「なった」人にしかわからない世界、見えない世界、体験できない喜びがあります。いくらそのまんまのあなたで良いとか素敵だとか綺麗事を言っても、実際に埋まってみないとわからないことは多い。
起業で成功する、理想の体型になる、素敵なパートナーと出会う、好きなだけ癒されるなどなど、「こんなもんかな?」と妥協したり、いろいろ諦めていることはありませんか?
その可能性の扉が開かれそうなら、何か商品に投資してみるのは良いと思います(金をかければ良い!ってわけではないですが)。ご自身の商品を作ったり集客するときにもよければ参考にしてみてください。
ちなみに弊社商品は成果率がとても高いのが自慢でして(笑)、おそらく商品を「お客さんが開けるべき可能性の扉」という位置付けにしていろいろ工夫してるからというのはあるのかなと思います。ノウハウ云々というよりも、どうやったらできるか?理想の状態になれるか?という点ではかなり工夫してます。手前味噌な感じでしめることにします。