「質量転化」の法則
こんにちは。佐藤友子です。「頑張ってるつもりなのに、なんだかうまくいってない!」という人にぜひ読んでほくて書きました。
(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は質量転化の法則についてです)
真面目な人にありがちな、ある特徴
個人事業主や小規模法人の方々からの相談を、私はよく受けています。そこで、「真面目で優秀なんだけどうまくいかない人」ってたくさんいるなと思いました。また、彼らが決まって持っている、とある特徴にも気づきました。
鉛筆をかじった経験って、誰しもありませんか?笑
気を取り直して、真面目で優秀な人って、起業や事業の代表としては、ハッキリ言って芽が出にくいです。慎重すぎるんですよ。そんなことをいう私も「真面目で優秀」なタイプなので気持ちはわかります(自分で優秀って言うなって感じですね。笑)
私は起業して1年くらいは、なんというか鳴かず飛ばずでした。けれど、ある基準を変えてから、どんどん業績が上がりだしました。それは「外的な行動を限界まで増やす」ということです。
もっと直接的にいうと、「人に会って営業する」ということです。業績がかんばしくない人や会社は、これをやっていないか、量が少なすぎます。だから、「HPをプロに作ってもらったら顧客が来るはず!」「よいチラシをまけば、お客様がどんどん増えるはず」「品質を上げれば受賞とかしてたくさんお客様が来るはず!」とか、「待ちのアプローチ」をしてしまうんですね。
そんなに甘くはないですよ。そういうのがあるとしたら「頑張らなくても売れる♪」という類のマーケティング手法に、まんまと絡め取られているだけです。
量→質に変わる。けれど・・・
この際(?)なのでハッキリいうと、量は質に変化します。けれど、質は黙っていても上がりません。たとえば、スマートフォンだって最初は慣れなくても、今は使いこなせているでしょう?使っているうちに、スムーズに使えるようになるのです。あ、私も看護師1年生の時から比べると、ずいぶん採血はうまくなりましたよ。笑
けれど最初はとても怖くて、「他人の腕に針を刺すなんて・・・」とおっかなびっくりでした。でも、いつしかそれを乗り越えないと、うまくなんてならないですよね。いくら「採血上達の本」とか読んだって、先輩の話を聞いたって、自分でやってみないと。スマホだって、マニュアル読んでるだけじゃ使えるようにならないですよね?行動しない人は、いつまでもマニュアル読んでるのと同じってことです。
ビジネスシーンで具体的にいうと、顧客リストをピックアップして、片っ端からアポを取るとか、顧客層がいそうなワークショップなどに参加してみて、リアルな顧客とつながるとか、事業の先輩に弟子入りして、一緒に仕事をするとか。そうしているうちに、量が質に転化していくのです。
もしもゼロから再スタートするなら
もし私が、「新たにビジネスを始めてください」と言われたら、最初にやることは色々ありますが、ある程度仮説がたったら、どんどん見込み顧客に会いに行きます。そして商品のプロトタイプをテストしたいので、モニターさんなどを募ります。時には、こちらが費用を持ち出しで、赤字になることもあるかもしれません。営業もたくさんかけるでしょう。
「行動が足りない」と言われる、真面目で優秀な多くの人は、「内的な行動」ばかり多くて「外的な行動」が圧倒的に足りてません。逆にいえば、そういう人が「外的な行動」を増やせば、真面目さと優秀さが活かされてくる。そうでなければ死ぬ。ということです。
今からでも遅くはありません。あなたは、今日から何をしますか?行動せずに、質を上げようとしていませんか?