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2020.02.29

公務員と不安とビジネスと。

こんばんは。佐藤友子です。私には弟が2人いるのですが、うちひとりは公務員、ひとりは会社員です。

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(ブログランキングの応援ありがとうございます。今日は公務員や副業禁止のケースについてです)

 

公務員は収入が少ない?

先日弟たちが家に遊びに来まして、公務員の弟が「株の運用をはじめた」と言っていました。理由は「将来の生活に不安があるから」とのことでした。

 

私の弟は話が長いうえに結論を最後に話す落語式でして、聞いてるのが面倒で(落語ならおもしろいですが、彼の話はオチないし…)詳しくは聞いていないのですが、給料がが低いとか仕事の将来性とか、さまざまなことが気になるようです。

 

公務員って副業ができないので、そこもフラストレーションのようです。たとえば、メルカリなどで代表的な「転売」ですと、転売はNGだけど「不用品の販売」なら公務員法に抵触しないなど、「副業」になるとダメみたいですね。いっぽうで、「資産運用」ならよいので、株の運用をはじめたようでした。

 

ただし、給料そのものは規定で決まっているけれど、さまざまな保証があるので、GDPじゃないですが、「実質給料」と「名目給料」みたいに考えるとまた違いますね。

 

 

給料とやりがい

そもそも論として、「給料が少ないから不安」というのは本当でしょうか?先に述べたように、「名目給料」ではなくて「実質給料」はそれなりかもしれません。うちは父も公務員でしたが、待遇などはなかなかでした(ただし、時代が変われば待遇も変わるでしょうけれど)。

 

それよりも「自分でコントロールできないことが多い」という状態がフラストレーションなのでは?と私は仮説をたてています。副業ってある種の「自分で決めて、自分の力で収入を得る」というプロセスが体験できるので、そういう意味でもやりがいに繋がっています。

 

また、話が戻るようですが、詳しく話すと長くなるのでここでは割愛しますが、今は国の「余力」があるので、公務員や生活保護、高齢者の医療費1割負担など、ある程度の保証がされています。しかし今後のわが国の状況を考えると「余力」がなくなっていくのではないかと容易に予測できます。

 

そうなると、公務員の給料カットやAI化によるリストラクションがすすんでいくものと考えられます。公務員は「安定」の代名詞ではなくなるということですよね。これは何も恐怖をあおっているのではなく、事実を伝えているのです。

 

こうした危機感をそこはかとなく感じているから、「不安だな…」と思う弟のような人たちがで出しているのでしょう。

 

「個人の時代」の台頭

「個の時代!」とかよく言われていますが、今後はスキルや強みのある「個人」がどんどん活躍していく時代になるのは避けられないでしょう。あえて「避けられない」と消去法的なな表現にしたのは、もうそうならざるを得ないところまできているからです。

 

時代背景のことを話すと長くなるのでまた割愛しますが、また機会があったら話します。ということで、自分で考えて、自分で価値を生み出せる人になることが、これからの時代をよりよく生きていくひとつの条件と言えましょう。

 

公務員でなくても副業が禁止など、しばりがきつい仕事をしている方も多いと思います。大変ですよね。そうした縛りがあるにせよ、「自分のチカラ」を水面下でつけておくような準備をしておいたほうがよいと言えますね。

 

そのようにして「自分のチカラ」をつけつつ、さらにその「自分のチカラ」で大切な人々や、ひいては国や社会、世界に貢献していけるのが、「本当に自由な人」であり、そういう人こそが充実した人生を送れるのかもしれませんね。今後もますます、そういった視点で講座などを構成しようと強く思いました。

 

あなたの現状はどうですか?危機感を感じたら、その時が変わるチャンスかもしれないですね。数年後、数十年後に「あの時動いていてよかった」となるか、「動いておけばよかった…」と思うかの分かれ道かもしれません。時代の大きな波は、渦中にあるときはわからないものですから、つかみ損ねないようにしたいですよね。

 

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