構想が甘いのに起業したんですか?
こんにちは。佐藤友子です。商品が良いのに売れていない人がやってしまいがちな落とし穴があります。
お忘れではないですか?
社内の仕事や学生の頃の課題などは、だいたい人に聞いたりマニュアルを確認してからやりますよね?そうでない人もいると思いますが(笑)。そうはいっても見よう見まねだったり、少なからずお手本はあるはず。
なのに起業となると、行き当たりばったりになっていませんか?
- 趣味が高じて起業した
- 今の職種で独立した
- 夢を叶えたくて起業した
- 今の状況から抜け出したくて起業した
どれも良い理由ですが、必要不可欠なことが抜けてしまってはただの夢見る夢子さんで、一生成功することはないでしょう。そんなに甘くないですしね。
失敗しない起業
起業で成功するためには、成功する方法でやることです。言われてみれば当たり前のことですが、起業で成功するために何が欠かせないかを答えられますか?
商品?成約率?ビジネスモデル?ポジショニング?
確かにどれも大事ではありますし、むしろこれでも足りないでしょう。さらにこのような個別の項目よりも重要視すべきことは、ひとつひとつの大事な要素を、ひとつなぎの構造として「埋める」こと。つまり全体像として成功が描けているのか?どの順番で何をすべきかわかっているのか?ということです。設計図ともいえましょう。
しかし、起業してうまくいっていないケースは大半の場合、構造を理解していないばかりか、起業において生命線である要素すら知らないので、かなり行き当たりばったりになります。例えるなら難しいジグソーパズルが少ししか埋まっておらず、完成図がよくわからない状態です。最初から完成図がわかっていれば、難しいパズルだって解きやすくなるのに。
ですからこのようになります。心当たりはありませんか?
- 起業したは良いけれど営業がうまくいかない
- 集客がうまくいっていない
- お客さんはそこそこいるけど利益が少なすぎる
- SNSの更新に追われている割には売れていない
- 高単価だけどお客さんの数が増やせず結局売上が頭打ち
他にも例を挙げるとキリがありませんが、今うまくいっていないのであれば、何かを変える必要があります。
とはいえ、今知らない・できないのはしょうがないのでやれば良いだけです。起業前に起業を成功させるための勉強をしてこなかったのなら今したら良いのです。怖いことを言って申し訳ないですが、手遅れになってからでは遅いので「ちょっとヤバいかなー」くらいで動いておかないと事業を潰すことになりますよ。そういう人をたくさんみてきましたので。
と…ここまで伝えても「情報発信を工夫しなきゃ」「インスタ集客を勉強しなきゃ」と今できそうなこと、やってみたいこと、お金をかけずにできることに飛びつく人が絶えません。お金も時間も無限にある訳ではありませんから、勇気を持って本当の課題に向き合うべきです。
逆にいえば、向き合うだけで前に進むことができます。一人でわからない場合は一度相談にいらしてくださいね。もちろん私ではなく他の方に相談されるのもおすすめです。その場合は「事業の全体像」を知っていて、さらに個別のアドバイスをしてくれる人に相談することをオススメします。
そうでないと、あなたが言っている表面的な相談に表面的に答えてもらって終わり。これでは本当に必要な問題もわからなければ解決もしません。
素敵な思い、素敵な商品を提供している方々が日々たくさん相談に来られるので、切にひとりひとりに成功してほしい。そう思って私の思いを綴ってみました。
何か参考になれば幸いです。