「あなたならできる」と伝えたい
こんにちは。佐藤友子です。このブログを読んでいる方はステージは違えど、なんらか「事業」に課題を感じておられると思われるのですが、そんなあなたに伝えたいことがあります。
事業がうまくいっているか?の判断方法
事業においてはだいたい、「売り上げや利益が十分ではない」ということが最重要かつ緊急課題のことが多いです。
ちなみに、起業初期だろうがある程度経営をしていようが課題は同じです。売り上げや利益をじゅうぶんに出せるポイントをクリアしていれば事業が回るもんで…。
- 在り方がはっきりしない
- 軸がブレる
- そもそも何が向いているかわからない
- 自分にできるかどうか不安だ
などのかなり抽象的な課題がある(と思っている)人も、
- 売り上げ(利益)が下がってきている
- 単価が低い
- 集客地獄から抜け出せない
- 仕組み化できないので自転車操業
などの具体的な課題がある(と思っている)人も、問題の根本は同じです。なんだと思いますか?
それは「経営の構造」です。悩みの種類はそれぞれ違えど、うまくいっているかどうかはまず実際の数字で判断されます。さらに、メンタル面の充足感でも判断されます。つまり客観的な情報(決算書や帳簿の数字)と主観的な情報(自分の満足感)の両方がそろって初めて「うまくいっている」と言えるのです。
あなたならできる。ただし、うまくいきたければ…
細かい方法云々の前に「自分は本当にできるのか?これでよいのか?」という一抹の不安がぬぐいきれない方が多いのではないか?と私は推測するのですがいかがでしょうか?
私たちは自分に期待もするけれど、すぐに弱気にもなる。情熱に燃える日もあるけど、どうせできないと怖くなる日もある…。そんなものではないでしょうか。
ちょっとだけ私の昔話をすると、この仕事を始めたときに出会った多くの個人事業主や小さい会社の支社長がいました。彼らの商品はとても素晴らしく、大企業に引けを取りませんでした。
むしろ、大企業の商品よりもすばらしい!というものもたくさんあって、とにかく感動したことを昨日のことのように思い出します。
ただし…彼らは職人気質で、商品はとてもよいのに売る方法がうまくなかったり残念だったりで…せっかくのポテンシャルを発揮できていなかったことが、私はなぜか自分のことのように悔しかったんですよ。
それで今に至るわけですが(だいぶ端折りました。笑)、つくづく私が思うのは、「人間の可能性ってすごいな」ということです。
コンサルティング業なんて、ぶっちゃけコスパが最高によいわけではないし(笑)、人と人との関わりが基本にあるので面倒と感じる人もいるでしょう。クライアントは悪気なく嘘をつくし、時には本音を言ってくれません。怒りをぶつけられることもありあます。さらに自分で自分のことをわかっていない場合が99.9999%なので、相談されたことに単純に答えていてもよいコンサルティングと言えません。
それでも私がこの仕事を続けたいと思って今まで続けてこれているのは、「(事業を通して)誰かの力になりたい」というクライアントの純粋な気持ちに感動し続けているからです。
私には「この商品をやりたい!」というものがないいっぽうで、誰かがうまくいくようにアシストするのは好きです。そうすることによって、クライアントを通じて多くのエンドユーザーが助かるでしょうし、幸せになることでしょう。とても人間らしい営みだなと感じます。その様子をたくさんみてきたので、これからもなんらかの形で私が世の中に貢献できる方法はこれなんだなと思うのです。
そんな私から言わせれば、どんな人にだって可能性はあるのです。ただ、持っているポテンシャルの種類や質、量がそれぞれ違うだけで、可能性があることには変わりありません。
このブログのタイトルにしましたが、広い意味では「あなたならできる」と私は伝えたくて、そして「できる」を「できた」にしてほしくて、実感してほしくてこの仕事をしています。どうか自分を諦めないでほしい。
ただし、やる気だけあっても何か現状(行動ややり方)を変えないと今のままです。また、やり方を変えても、結局自己流で変えるのでは得れる結果は思ったより変わらないでしょう。
そろそろ2022年が見えてきました(早いもんですね)。今度こそうまくいかせたい!と思っている方は、ぜひ何かを変えてみてください。あなたのビジネスをはじめ人生が良い方向に向かうことを、心から願っています。