やりたいことは失敗のもと
こんにちは。佐藤友子です。
GW、いかがお過ごしでしたか?私は勉強したり野球観戦したりミーティングしたりしてました。いつも通りですね(笑)。
今年のGWはご家族で出かけたり、近場でのんびり過ごされた方が多い印象です。コロナもだんだん落ち着いてきたので店舗系ビジネスの方は、そろそろ運営方法を変えていくと良さそうです!
さて、長期休みになると時間ができるので自分の方向性について、ゆっくり考える方も多いのではないでしょうか?
失敗しない設計
私がここで強くお勧めしたいのは、「失敗しない設計」です。
これまで、多くの人の相談に乗ってきました。みなさんいちように努力されているのですが方向性が惜しい人が多いです。努力していないからうまく行っていないのではなく、努力の方向性が間違っている。エネルギーを使う場所をミスっています。
そして、ミスっているから結果が出ず、いつの間にか辞めてしまう…。将来こうなると思うと、ゾッとしますよね。
設計をまず最初に考えると、失敗しにくいですよ。
「やることリスト」を先につくるな
あなたは、何か目標ができたときに、「やること」を先に探していませんか?
巷では、
- アウトプットが大事
- 行動量が大事
なんて言われますよね?
だからまず最初に行動、何をすべきか?を探す人が非常に多いのですが、ちょっと待ってください。行動は手段に過ぎません。よって、行動自体は何でも良いということになります。
伝わっていますか?
たとえばですが、「歌手になりたい!」という夢があるのなら、方法はひとつではないはずです。好きな歌手を数名思い浮かべてみてください。それぞれ歌手になった方法や経歴は異なるはずです。
よって、うまくいっている人のマネをしても、あなたがうまくいくとは限らないのです。
あることを決めれば、自動操縦になる
私がお勧めするのは、「失敗しない設計」だと冒頭で述べましたが、「どうなりたいのか」がその設計のもとです。
あなた自身が「どういう状態になりたいのか?」を先に設定します。そこから「なにをやるのか?」を設計していくのです。
家を建てるにも設計図が必要ですよね?設計図をつくるには、「どういう家にしたいか?」という最終ゴールを先に設定する必要があります。
ですから、ビジネスなり経営なりで成功したいなら、どのような状態になれば成功なのか?の定義をすべき。
- とにかく規模を広めたいのか?
- 少人数のお客さんにじっくり提供したいのか?
- 効率重視なのか?
- 自分の時間はある程度欲しいのか?
- 個人ではなく公人として活動したいのか?
- お客さんに感謝されたいのか?
- 社会貢献している実感が欲しいのか?
- とにかく利益をたくさん出すことが最優先なのか?
などなど、かなりランダムに書きましたが、なりたい状態についてはたくさんあるはず。
これらの設定がわかって初めて、じゃあ集客は何を使おうとか、どのようなキャラ設定でいこうとか、SNSは何をどう投稿しようとか、各戦術が決まっていくのです。
というか、ここまできたらほぼ消去法なので、あとは半自動で決まります。
ブログのアクセス数やLINEの登録数、SNSのいいねの数や投稿内容にこだわっても成果がいまいちな理由がこれでお分かりいただけると思います。
業績管理において重要な指標をKPI(Key Performance Indicator)重要業績評価指標と言います。ほとんど業績に関係のない指標をわかりやすい、見えやすいという理由だけでKPI扱いしてしまうのが良くないのです。
弊社のように、アクセス数は少ないけれど、成約率が高いモデルもあれば、入り口でたくさん人を集めるボリュームが重要なモデルもありあす。それぞれKPIが異なるでしょう。
これら設定を確認するための手順はちゃんとありまして、ワークが必要なので講座で詳しく解説しています。気になる方は講座でじっくり学んでいただくことをおすすめします。