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2021.07.30

隣人の「商」にザワついていませんか?

こんにちは。佐藤友子です。弊社の業務はマーケティングや経営のアドバイス、各種コンテンツ提供なのですが、その際に必ず指標にすることがあります。

 

「手残り」いくらですか?

「手残り」とは不動産の賃貸経営などでよく使いますが、文字の通り「いくら手元に残っているか?」という意味です。

 

たとえば月に100万円家賃収入があったとして、ローン返済含め経費が70万円かかっていたら、実際の収入は100万円ではなく30万円ということになりますよね?つまり手残りが30万円です。

 

雑に計算すると、月商は100万円で、月収は30万円になります。この手残りの計算がうまくできていないと、いくら売り上げを上げても無駄!ということがわかりますか?

そういえば、なんで貯金箱ってブタなんだろう…。

 

「手残り」を増やすんだよ!

小難しい計算や、やれB/SだとかP/Lだとかいろんな指標で考えても良いですが、まずはシンプルに「手残りはいくら?」を調べてください。そして手残りが増えるようにしてください。

 

スタートアップで上場目指すぜ!とかいう場合なんかは例外になりますが、たぶんこのブログを読んでいる方はそういう目標があるわけではないと思います(笑)。

 

そもそも事業はいかなる形でも利益をうみださなくては意味がないので、シンプルに「手残りナンボ?」が重要といえます。

 

そのためには、目先の売り上げ(月商や年商)を増やすよりも、採算を計算することが先です。むしろ、これをやらないと死にます(事業が)。

 

たとえば具体的には、

  • 1つ商品が売れたら、売り上げの内訳はどうなる?
  • 一人あたりの顧客はいくらで獲得できている?

などをまずは調べることです。さらに、小さな単位で採算が取れるようにしたら、仕組み化して利益を量産していきます。

 

最後は少し難しい話になったかもしれませんが、「月商」「年商」だけ上げても、肝心の「月収」「年収」が低ければ自分の報酬が上がらないわけですね。「商」ばかりを上げるのは、大量の輸血をしながら大量の出血をしているようなもので、根本的な解決にはなりませんのでご注意を。

 

「商」だけではなく「収」を上げる具体的な方法については、ビジネスモデルや目指す目標、スタイルによっても異なりますから、講座で解説したり、個別でアドバイスを行ったりしています。

 

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