新規集客のコツ
こんにちは。佐藤友子です。新規顧客獲得において、やってはいけないことをやっているから失敗している人がいるので、ちょっとコツを書いてみました。簡単なのですが、人によっては難しく感じるかもしれません。
目次
「役に立つ」だけではダメなんですよ
言わずもがなですが、うまく成果が出ていないときは、頑張っているのに方向性がずれているケースが多いです。土足で営業してんじゃねーよ!という記事で「ユーザーにとって本当に役に立つ情報を発信しろ!」という内容を書きました。
内容に関してはそれで良いのですが、もうひとつ、人間が相手なので「気持ち」についても述べなくてはなりません。
見込み顧客は購入する前に情報収拾をするので、特に新規集客や、顧客獲得のための情報発信にお役立ていただければ幸いです。
どうやったら相手の心が動かせるのか?
不思議に思ったことがある方もいるかもしれませんが、実際に役に立つ情報よりも、「役に立ちそう」な雰囲気のする情報のほうが好まれることは多々あります。
たとえばダイエットであれば、当たり前ですが摂取カロリーよりも消費カロリーが上回れば痩せます。体質等もありますが、王道のダイエットに勝るものは、本当はないはずです。
しかし出るわ出るわ、年々なぜこうも新しいダイエット方法って湧いてくるのでしょうか?どこかで無限にダイエットの核分裂や核融合でも起きているのかと不思議に感じるくらいです(笑)。
こういう状況をみて、「新手の情報に騙されるやつはバカだなぁ」と思いましたか?もしそう思ってしまったのであれば少し残念です。見込み顧客の気持ちが全然わかっていないからです。
「たいせつなもの」を踏みにじるな
相手の「たいせつなもの」を踏みにじると、いくら良い情報を発信していようが、役に立つことを言っていようが、ビジネスとしてはうまくいきません。
きっと商品の売れ行きも悪ければ、情報発信の反応も悪いでしょう。
真面目な人ほど、相手にとって「正しい」ことを教えてあげよう!として失敗しています。
例えば新型コロナウイルスの予防として、ワクチンを接種するかしないか?という論争(?)があり、よくSNS上などで喧嘩しているのを見かけます。喧嘩している人同士は、互いに互いのことをバカだと思っているので収拾がつきません(笑)。
なぜ収拾がつかないのかというと、何が正しいのかは、価値観、つまり判断基準によって変わるからです。
「正しさ」を押し付けると失敗する
いっぽうで、新規顧客獲得をするには、見込み顧客に「気づき」を与えて、多少なりとも価値観の変化をもたらす必要があります(この辺は細かいセールスプロセスのノウハウになるので省きます)。
この「気づき」を与える行為を、「正しさ」に気づかせると勘違いしている人がいます。そのような前提で相手に伝えると、印象がとても悪くなります。「上から目線で説得してくるヤツ」みたいに相手の目には映っています。
相手の理解をさしおいて正しさを押し付けることは、子どもが「宿題やりなさい!」と言われ続けるのと同じくらい苦痛です。そんなのは子どもだって「わかってる」のです。
ですから、もしお客さんに「正しいこと」を伝えて説得したくなってしまったり、正しいことをしていれば、商品の質をあげさえすれば儲かるはずだ!と思ってしまっているのであれば、まずは見込み顧客の理解に力を入れると良いでしょう。
いや、力を入れまくるくらいが良いでしょう。
大きなヒントとして、相手がたいせつにしている思いや価値観を真っ向から否定したり、バカにしたりしないことです。それが正しいかどうかは一旦さておいて、相手がたいせつにしている気持ちやプロセスを尊重してあげてください。
とても簡単なことですが、それだけで新規顧客獲得率が上がりますし、売り上げも伸びますよ。
【Information】
Life&Workパートナーズ株式会社では、一緒に働く仲間を募集しています。応募はこちらから!